ミスやトラブルで困惑していませんか
■放置自転車の保管所では
組織内での行動や事務作業に不得手なスタッフで保管所を運営していませんか。
保管所の業務自体は簡単な在庫管理で時間的に余裕がありますが、簡単ゆえにミスをし易い仕事です。しかし、そのような簡易な業務の特性から、人件費単価を低く抑えられる高齢者が雇用されることが多くなっています。
自転車は個人の所有物であり、保管所は自転車を撤去されて気落ちしている市民が引取に訪れる場所であり、その対応には丁寧さも必要です。
また、法令に基づいた運用をするため、不明なことはすぐに自治体と連絡を取って、間違いのない処理を進める必要があります。
■難しくはないが神経を使う
勤務している多くの高齢者の特徴として、視力が落ちている、新しいことに対応出来ない、よく間違えるなど一般的な特徴に加え、事務職経験の無い人もおり、ミス防止のためのチェック・チェックの連続となります。
そのような何重ものチェックをしても、誤読、転記ミス、思い違いなどが多く発生し、自転車を引取りに来た市民との、それを起因としたトラブルも多く生じます。
また、パソコン操作の苦手なスタッフが多いため、情報機器の導入などになかなか思い至ることもなく、十年一日のごとき原始的な手順で業務を進めています。
また、自治体との法律に基づいた連係プレーになりますが、自治体とのデータ連携の仕組みも確立されていません。
■システムを導入すると
それらを解決する手段として自転車保管所システムを導入できれば、バーコードによる自転車の個別管理が可能になり、間違いが減り市民とのトラブルも減少します。
また、日報や収受金の計算が一瞬で終わり、トータルさえチェックしておけばミスも防げます。
さらに、自転車撤去台帳、各警察署への照会一覧表、在庫表など各種の台帳も自動的に出力され、見易く間違いがないようになります。
しかし、導入されるシステムには、操作等が高齢者スタッフにやさしいことが求められます。
一方、自治体は保管所業務を3~5年毎という短い期間の入札で決めるため、応札企業のコンピュータシステムの償却が重くなり、導入するシステムは低コストであることが強く求められます。
■PCGの自転車保管所システムは、
実際に納入した実績・経験から、自転車保管所の特徴、高齢者の多い現場実態に合ったシステムをデザインし提案します。
キーボードからの入力は数字のみに絞る、自転車に2次元バーコード(QRコード)を付ける、ハンディ端末による極めて効率の良い在庫棚卸を行う等、現実的アプローチを実現しています。
一方、汎用的なハード、ソフトを活用して低コスト化を図り、システム導入を容易に検討出来るようにしています。